地球温暖化による海水温の上昇などのため、近年では、例年に比べアニサキスなどの寄生虫等の問題が多発しており、様々な種類の魚でそれが見受けられるようになりました。
当社では特殊冷凍技術(−24℃で24時間以上)で凍結しているのでアニサキスに関しては解決出来ますが、それ以外の細菌(一般生菌数、大腸菌群、サルモネラ、腸炎ビブリオ等)に関しても顧客から検査を求められるようになりました。
三浦水産ではHACCP義務化による衛生的観点は強化しておりますが、目に見えない部分である以上、検査に対しては徹底していかなければいけないと考えております。
そのために当社としてはいつでも菌検査できる環境を整えて常に安心安全な商品生産を目指してまいります。それにより商品の安全性はもちろん、取引先、お客様への安全性にも繋がると考えています。
また、近年問題視されている人材不足に関しても、解凍してそのまま使用できる商品などのオペレーションが楽になるよう、業務用などの調理場での使用に関しても、菌検査によって安心・安全に提供が可能になると考えています。